2023/02/24
一戸建ての売却時に有効!価値を高めるリフォームとは?
一戸建てを建築する前や建築した直後から売却をすることを考えている人はほとんどいないでしょう。
しかし、ライフスタイルの変化により将来売却することも良くあることです。
一戸建ては高額な買い物です。自身の資産を守る為、計画的なリフォーム(修繕)が必要です。
外壁と屋根を守る
外壁は常に外気・紫外線にさらされています。定期的なメンテナンスを行わないと取り返しのつかないことになります。
一般的にはサイディング張りの住宅は10年を目途に塗装が必要となります。
メンテナンスの基本は塗装を行い、表面を保護します。定期的なメンテナンスをしていても30年以上経ってくると外壁の張替えが必要になってきます。
オーソドックスな方法としては、外壁の上から外壁を重ねて張る方法です。
この場合、古い外壁を剥がす作業の分と剥がした外壁を処分する費用がかからない為、費用を抑える事が出来ます。
メンテナンスを行わないで放置をした場合、外壁が痛んで下地として使用する事が出来なくなる為、古い外壁は剝がして張り直すので費用がかさむこととなります。
外壁塗装が必要となる目安は、外壁に触れた時に白い粉が手につくかどうかが基準となります。
白い粉は外壁表面の塗装が、外気や紫外線の影響で劣化したものです。
この状態を確認したら早めに塗装を行った方が良いでしょう。
外壁と屋根を別々で塗装を行うと足場代が余計に掛かる為、一緒に行う事をお勧めします。
内部を守る
一戸建ての価格査定を行う場合、室内で気になるのは結露とカビです。
一般的な木造住宅の場合、生活スタイルにもよりますが結露は避けられない問題です。
結露を放置するとカビが発生して窓枠・壁紙を浸食し、その下地のボードまで腐食していきます。
一般的な結露対策としては、換気量を増やす事が第一に挙げられます。
結露は外気と内気の温度差があると窓ガラスやサッシに発生します。
換気量を増やす事によって温度差を少なくし、湿気を外に出す事によって結露の発生を抑制します。
とは言え、常に換気を行い室内が外気との温度差が少ない状態では寒くて嫌ですよね。
我が家も結露が出る為、二重サッシを検討した際に、サッシ屋さんが教えてくれた結露対策方法を公開します。
サッシ屋さんいわく、『二重サッシにリフォームすると室内の温度は保たれますが、生活スタイルが変わらない限り結露は出ます。結露している水分がどこから来たか考えるべきなんですよ。その水分の大部分は台所とお風呂です。使用後に換気扇をしばらく回しておけばかなり違いますよ。』
我が家は共働きで、夜間に台所とお風呂を使うので、寝る前に弱で換気扇を回す事にしました。
室内の温度が多少は下がりますが結露は出なくなりました。
最近の換気扇は24時間換気対応の常用換気を行える物も出ています。
窓を全て二重サッシにすると100万円以上のリフォームとなる事が多いです。
しかし、台所換気扇を交換するだけだと20万円前後で行う事が可能です。
結露でお悩みの方は、一戸建ての価値を高めるリフォームである台所換気扇を検討してはいかがでしょうか?
まとめ
問題を放置すると資産価値を下げるだけでは無く、生活にも支障が出てきます。一戸建ての価値を高める為には、定期的なメンテナンスと日頃から大事に使用する事が必要です。