【札幌】知らずに損していませんか?
不動産売却時にありがちな5つの落とし穴
不動産売却で「まさか…」の後悔を防ぐために
不動産売却は、多くの方にとって人生でそう何度も経験するものではありません。
「思ったより安く売れてしまった」「もっと準備しておけばよかった」といった声は、決して少なくありません。
特に札幌市内のようにエリアや時期で相場が大きく変動する地域では、少しの判断ミスが大きな損失につながることも。
今回は、そんな後悔を防ぐために知っておきたい「不動産売却時にありがちな5つの落とし穴」について、プロの視点から解説いたします。
落とし穴①:売り出し価格の設定が甘いと売れ残る
「とりあえず高く出してみて、下げていけばいい」と思っていませんか?
実は、不動産市場では最初の2週間が最も注目を集めるタイミング。この時期に価格が相場とかけ離れていると、購入希望者にスルーされ、「売れ残り物件」というイメージが定着してしまいます。
一度その印象がついてしまうと、価格を下げても買い手がつきにくくなるのが実情です。
逆に安く出しすぎてしまっても、本来得られるはずだった利益を逃してしまうことに。
売却価格は“勘”ではなく、客観的な相場と市場動向に基づいて設定することが重要です。
落とし穴②:税金や諸費用の知識不足で、手取りが思ったより少ない
売却価格=手取り額、ではありません。
不動産売却には以下のような諸費用や税金がかかります。
-
仲介手数料(売買価格の3%+6万円+税が上限)
-
登記関係費用(抵当権抹消など)
-
譲渡所得税(売却益が出た場合)
-
印紙税
-
引っ越しや残置物処分の費用
特に見落とされがちなのが譲渡所得税です。
「長期所有か短期所有か」「居住用か投資用か」などで税率が異なり、数十万円〜百万円単位で差が出るケースもあります。
手取り額を正確に把握するには、税理士や不動産の専門家による事前シミュレーションが不可欠です。
落とし穴③:相場を把握せず売ってしまうと損をする
「近所で似たような家が3,000万円で売れていたから、うちもそのくらいかな」といった感覚で売却価格を決めるのは非常に危険です。
不動産の価格は、以下のような複数の要素が絡み合って決まります。
-
立地(駅距離・生活利便性)
-
築年数・構造
-
敷地や建物の広さ
-
接道状況
-
需給バランス(売り物件の数、買主の多さ)
自分の物件の適正価格を知るには、不動産会社による査定結果を複数比較し、周辺の成約事例と照らし合わせることが大切です。
「相場を知ること=損を防ぐ第一歩」と言えます。
落とし穴④:媒介契約の違いを理解せずに依頼し、チャンスを逃す
不動産を売却する際、多くの方が「不動産会社と契約を結ぶ」ことになりますが、
この契約には主に3種類あるのをご存知でしょうか?
-
専属専任媒介:1社のみ。売主は自己発見取引不可。
-
専任媒介:1社のみ。売主は自己発見取引OK。
-
一般媒介:複数社に依頼可能。
「どの契約が自分に合っているか」を理解せずに選ぶと、
情報の拡散力が弱くなったり、反対に責任の所在が不明確になることも。
実績ある会社に絞って専任契約を結ぶか、反響重視で一般媒介にするか…。
売却の目的とスピード感に応じて契約形態を選ぶことが、成功のカギです。
落とし穴⑤:「とりあえず売りに出す」準備不足で印象が悪くなる
「空き家だから、とりあえず出せば売れるだろう」と準備なしに売却活動を始める方も少なくありません。
しかし、第一印象が悪ければ内覧での成約率は大きく下がります。
以下のような最低限の準備は必須です。
-
室内の簡易清掃・整理整頓
-
雨漏り・設備不具合のチェック
-
写真撮影時の見栄え(明るさ・広さの演出)
ちょっとした準備で印象は大きく変わり、結果として早期売却や価格交渉の余地を広げることにつながります。
成功と失敗を分けた実際の事例
札幌市中央区にて、中古マンションを売却された40代のご夫婦のケース。
当初は近所の物件を参考に1,150万円で売り出したところ、6か月経っても問い合わせがほとんどありませんでした。
そこで弊社が改めて市場分析を行い、適正価格(980万円)を設定。さらに、室内の印象を良くするため、不要家具の撤去と簡易清掃を実施しました。
その結果、再掲載後わずか2週間で内覧3件・1件成約。
「最初から相談すればよかった」とのお声をいただきました。
まとめ:後悔しないために、まずは信頼できる相談先を
不動産売却で損をしないためには、「情報収集」「準備」「専門家のアドバイス」が何より重要です。
落とし穴を避ける知識を持つことで、売却はもっと安心して進められます。
もし今、少しでも不安や疑問を感じているなら
北王ホールディングスにご相談ください。
札幌市を中心に、地元密着で培ってきた実績とノウハウで、お客様の大切な不動産売却を全力でサポートいたします。
▶ 詳しくはこちら:https://do-hokuo.jp/