2025/06/13
不動産売却で後悔しないために!レインズ(REINS)の仕組みと正しい使い方を徹底解説
<見落とされがちな「売却ルート」の真実>
「不動産を売るならまずは不動産会社に相談」と考える方は多いでしょう。しかし、その不動産会社がどのように買主を探しているかご存じですか?実は、業界には「レインズ(REINS)」という全国共通のネットワークが存在し、売却成功の鍵を握っています。今回はこのレインズについて、仕組みや注意点、そして活用のコツまで、初めての方にもわかりやすく解説します。
<契約前に知るべき「情報拡散力」の違い>
不動産売却を検討している多くの方が、「信頼できる不動産会社に任せれば安心」と思いがちです。しかし、担当者が物件をレインズにきちんと登録していないと、買主に情報が届かず、売却が長引いたり、不利な価格で手放すことになったりするケースもあります。特に専任媒介契約や一般媒介契約といった契約形態によって、レインズ登録義務の有無が異なるため、その違いを知らずに契約を結ぶと後悔のもとに。本記事では、レインズがなぜ重要なのか、どんな注意点があるのか、実例も交えて詳しくご紹介します。
<レインズを活用して売却成功率を上げるには>
レインズ(Real Estate Information Network System)は、不動産業者が物件情報を共有するための指定流通機構です。売却物件を登録することで、他社の顧客にも情報が届き、より多くの購入希望者にリーチできます。特に専任媒介契約や専属専任媒介契約を締結した場合、不動産業者にはレインズへの登録義務があり、契約日から7日以内(専属専任は5日以内)に登録する必要があります。これは宅建業法第50条の2の5〜15に基づく規定であり、登録しない場合は指導対象となります。
一方、一般媒介契約では登録義務がないため、不動産会社によってはレインズに登録しないことも。売主としては「レインズに登録されるか?」を確認し、契約前にしっかり取り決めておくことが大切です。また、登録後も「物件の情報が正しく掲載されているか」「写真や価格が適切か」を自分でも確認することで、ミスマッチを防げます。
<レインズで購入希望者が急増したケース>
40代の女性が住み替えのために自宅マンションの売却を決意し、専任媒介契約を結んでレインズに登録。レインズ上に掲載された物件情報を見て内覧予約が入り、結果的に複数の購入希望者が現れました。その中から一番条件の良い買主とスムーズに契約が成立。売却活動開始から約1か月で成約に至りました。レインズを活用したことで、購入検討者の幅が広がり、条件交渉も有利に進めることができた好例です。
<「登録確認」から始める安心の売却ステップ>
レインズは、ただの業者間ネットワークではなく、不動産売却を成功に導く「公開市場」のような役割を担っています。媒介契約を結ぶ前に、登録義務の有無や実際の登録対応についてしっかり確認することが、後悔しない売却の第一歩です。
不動産売却をご検討中の方は、まず信頼できる業者選びから。そして、レインズの活用状況も含めて丁寧に説明してくれるパートナーに出会えることが成功のカギです。まずはお気軽にご相談ください。
▶ご相談はこちら:https://do-hokuo.jp/