2022/12/24
マンション買い替えの『メリット』と『デメリット』
昨今著しく変わるライフスタイルに合わせて、おうちで過ごす時間が増えた方も多くなり『買い替え(住み替え)』をする方が増えてきております。
今回は【マンションの買い替え時のメリットとデメリット】についてご説明いたします。
マンションを売却するときの費用はどのぐらいかかるの?
マンションの買い替えを考えた時にまず、マンションを売るときの費用はどれぐらいかかるのか?と考える方が多いようです。
マンション売却に必要な金額は物件によって変わりますが、主な項目として、
①仲介手数料
仲介手数料の計算式(売買金額400万円以上)は、売買金額×3%+6万円+消費税です。
売買金額2500万円の仲介手数料計算例
2500万円×3%+6万円+消費税=75+6+8.1=891,000円(税込)
②印紙税
売却金額によって変わりますが、一例は
・500万円超1000万円以下→5千円
・1千万円超5千万円以下→ 1万円
・5千万円超1億円以下→ 3万円
参照※不動産売却時にかかる税金!印紙税と固定資産税・都市計画税について
③譲渡所得税
マンション購入時より売却価格が、購入・売却経費を含めても高かった場合、所有年数等によって率が変わりますが、譲渡所得税が発生する場合が御座います(特例処置あり)。
④住宅ローン一括返済手数料
金融機関、住宅ローンの商品によって異なりますが、住宅ローン一括返済の際には手数料がかかる場合がございます。
⑤引っ越し費用
引越し業者、移動距離、荷物料によって費用が大きく異なります。
⑥登記費用(抵当権抹消・所有権移転等)
登記されている住所から既に引っ越していた場合、抵当権が付いているものについては費用が発生します。
物件によってはかからない物もありますが、マンション売却する際にかかる費用は上記の物を合計したものとなります。例として、2,500万円の物件を売却する際には概ね100万円前後の費用が必要です。
マンション買い替えのメリット
お子様が生まれた、または就職結婚で離れる方、ご両親を迎え入れたりと居住環境は変わりゆくものです。昨今ですと、自宅に仕事をするスペースを確保する必要が新たに出来た方も多いと思います。
どんなに素晴らしい住宅に住んでいる方でも10年経てばなんとなく住んでいる家が古く感じたり、飽きが来てしまったりするものです。そこを逆手にとって、家と歳をとっていくのを楽しめるような作りの物もあります。
そんな時にマンションのリフォームや買い替えで、現在の自分に合った住宅に買い換えて理想的な暮らしを手に入れるのが1番のメリットと考えております。
特に住宅設備(キッチン、ユニットバス、トイレ、洗面化粧台等)は年々その機能性を上げています。現在では温泉のような肩湯が常に流れているお風呂もあります。また、魚焼きグリルではなく、パンやピザを焼いたり、ローストビーフを作ったりできる多機能オーブンが付いているキッチンもあるのです。トイレは全く新しい新素材で便器を作っており今まで大変だったトイレ掃除をしなくてもよい新製品が誕生しています。
これら最新住宅設備は、新築マンションはもちろんのこと、築年数の浅いマンションでも採用されているケースが多くあります。
今後、札幌にも新幹線が開通しそれに伴い大きく街並みが変わっていこうとしております。それを見据えて現在の住み慣れた住宅街から新たな街に住めるというのも魅力的です。
更にここ数年で札幌市内のマンション価格は高騰を続けております。5年10年前に購入したマンションを売却するとき、購入時より高く売れて売却益を手にした方も多くいらっしゃいます。
マンション買い替えのデメリット
マンション買い替えのデメリットとしては、引っ越し費用や、仲介手数料等の住み続ければかからない費用が発生してくる点です。
マンションを売るときの費用について上記に記載いたしました費用が発生します
(当店では仲介手数料をお安くするサービスを実施しております!)。
費用の他には、住み慣れたコミュニティから離れてしまうことによるデメリットが挙げられます。それは、お子様などがいる世帯の場合、遠くに引越ししたことで、お友達を作り直さないといけなくなることです。お子様の中には大変な思いをする子もいらっしゃると思います。
まとめ
マンション買い替えのメリット・デメリットについてお話させて頂きました。いざマンションを買い替えようと考えると、疑問がさらに出てくるかと思います。
今のマンションを売ってから新しいマンションを買うのか。それとも、新しいマンションを買ってから、現在のマンションを売りに出すのか…。このような『売り先行・買い先行どっちがいい?』という疑問や、現在の住宅ローンを借りたまま新しいマンションでもマンション購入に際して住宅ローンを組めるのか?などがあることでしょう。
それらについても今後お話させて頂きますので、引き続きお付き合いください。最後までご覧いただきありがとうございました。感謝します。