2023/02/03
不動産売却の失敗事例(2)販売時の注意点について
以前の私の記事では
損をしない不動産の売却方法【第3回目】完結ということで損をしない=得をするという視点でお伝えしてきました。
先日からは
不動産売却の失敗事例(1)相場より10%以上高く売りに出すのはリスク!
不動産売却の失敗はどのような場面で起こりやすいのか、またその対処法や注意点は?というテーマでお話ししております。
販売時の注意点について
ネットへの表示のされ方を確認する!
同じ物件を入力する場合でも不動産経験が浅いスタッフ、データ入力が得意でない方が行っている場合、結構ミスがある場合がございます。
設備もこんな豪華な設備が揃っているマンションなのに良さが全くアピール出来ていない。
写真に関しても古くて安いカメラを使っている場合、画像が鮮明でなかったり、画角が小さかったり、腕が悪いのか良い角度で写されていないなど良くあります。
本来であればお客様は不動産のプロにお願いしているのでこのような差は起きてはならないと思うのですが、人間が手作業でやりますからどうしても差は出てしまいますし、ミスも起きます。
では売主様サイドから見るとどのように対処すれば良いのでしょう?
ずばり担当者に指摘することが大事だと思います。
言いにくいかもしれませんが気づいてないと思いますので伝えてあげましょう。
話を戻すと、売却を任せる前にその会社のネット記事を確認してみて下さい。
広告が微妙であれば、任せたとしても微妙な広告を作られる可能性が高いので不安であれば任せないのが安全です。
ネット広告は魚釣りをする際のエサと同じです。
まずいエサよりおいしいエサの方がお魚も寄ってきますよね?
それと同じなんです。
お客様が寄ってくる。自分だったら問い合わせしたくなる。
そんな納得いく広告をまず仕上げましょう!
販売開始2週間の販売チャンスを逃すな!
一番物件が見られるのは販売開始日(ネット公開日初日)です。
購入検討者は日々ネットにて新しい情報ないかなと探してます。
物件上に「new」というマークが付いていると興奮します。
そこからの2週間、逆に問い合わせがないということは価格が高い、物件に魅力がない、広告が微妙このどれかに当たると私は考えます。
適正価格、売却が可能な物件、広告で物件の良さがアピール出来ているという場合は必ずといって良いほど問い合わせは入ります。
問い合わせが数件入り、案内も数件行い、「出したばかりだから問い合わせ多いですよね?」この質問がくればくるほど即売れの確率が高まっていきます。
皆、気に入った物件は他に取られたくない、だけどすぐ決断するのは怖い。
新規物件ほど取られる確率が高いということを知っているので、競争に勝つために決断スピードを上げてきます。
よって販売開始2週間が物件争奪期間となりますのでそのことを念頭に置いて勝負に挑みましょう!
必ずレインズの登録証明書をもらってください。
ネットは購入検討者が見ます。レインズは不動産流通機構というもので不動産業者、建築業者が物件を探すのに利用します。
全国の業者に見られる環境を作り、そこからお客様へご紹介→成約となる共同仲介は数多く発生します。
ハウスドゥは専任でも一般でも必ずレインズへ登録をしますが、これに登録をしていない会社も数多く存在するのが実態です。
なぜか?買主様からの仲介手数料まで望んでいるからです。
当然売主様、買主様の双方から手数料を頂く両手取引に越したことはないですが売主様目線で見ると販売のチャンスを逃す形となります。
後々後悔しない為にも、レインズへ登録をしてくれたか?ステータスは公開中となっているか?確認してみて下さい。
まとめ
数回に分けて不動産売却の失敗、注意点をテーマにお話ししていきます。
今回は販売開始から2週間の注意点についてお話させて頂きました。
最後までご高覧頂きまして有難うございました。