土地売却相場

ハウスドゥ大谷地店の中塚です。私が担当させていただいているお客様方からこのようなご質問を多く受けます。

「札幌市の土地の単価は上がっているの？」

結論から申し上げますと、上がっています。主に、札幌市の土地不足や新築需要により土地価格は高騰しています。ただし、土地の特性や住環境など、エリアごとに様々な条件があるため、価格の上がり方に差はございます。当店では、札幌市全域の不動産取引に携わっておりますが、特に厚別区・白石区・清田区に特化しております。そのため、その3区内からエリアを抜粋し、土地相場について述べていきたいと思います。

白石区平和通の土地相場について

まずは第1回目となる今回のコラムでは、白石区にあります「平和通」の相場について取り上げていきます。白石区はJR函館本線より南側から「通り」の名前が住居表示に使われるエリアとなっています。そのため、北側から平和通、本通、本郷通、南郷通、栄通とそれぞれ名前がついています。その中で平和通は、北と南に分けられ、1～17丁目までで区切られています。JR函館本線の白石駅や千歳線の平和駅が沿線にあり、住環境も整っています。では、平和通の中の各エリアにどのような土地の特性があり、土地価格がつけられているのでしょうか。我々不動産会社のみが利用することのできる不動産情報ネットワークシステム「レインズ」をもとに、平和通の相場について見ていきましょう。

平和通1丁目～3丁目

平和通1丁目、2丁目、3丁目の土地相場についてご紹介します。

白石小学校、柏丘中学校が学区内の学校となっています。取引事例としては7件あります。坪単価21.7～38.5万円で取引が成立しており、平均坪単価は31.8万円となっています。

「ザ・ビッグエクスプレス白石中央店」や「ツルハドラッグ平和通店」などが近く周辺環境が整っているため、子育て世代の方々に需要の高いエリアとなっています。ザ・ビッグに関してはディスカウント型スーパーのため、お財布に優しい低価格のお値段でお買い物ができるところも魅力の1つです。

平和通4丁目～10丁目

平和通4丁目、5丁目、6丁目、7丁目、8丁目、9丁目、10丁目の土地相場についてご紹介します。

本通小学校、柏丘中学校が学区内の学校となっています。取引事例としては20件あります。坪単価11.2～50.1万円で取引が成立しており、平均坪単価は33.4万円となっています。4丁目から7丁目のエリアは「ビッグハウス白石店」が近いスーパーとなっています。9時から24時まで営業しているため、お仕事終わりでもお買い物ができるところが魅力です。

また、「札幌白石郵便局」も近いため、郵便物やお荷物の配達依頼が行いやすいです。8丁目から10丁目のエリアは「マックスバリュ北郷店」が近いスーパーとなっています。24時間営業の店舗のため、シフトや交替制のお仕事をされている方でも、いつでもお買い物ができる点は非常に利便性が高いと言えます。

また、「札幌白石記念病院」も近い立地にあります。人生100年時代と言われ高齢化も進む中で、万が一の病気や体調不良時にすぐ行ける病院がある点は、住む上で安心できる点であると言えます。

平和通11丁目～17丁目

平和通11丁目、12丁目、13丁目、14丁目、15丁目、16丁目、17丁目の土地相場についてご紹介します。

平和通小学校、柏丘中学校が学区内の学校となっています。取引事例としては17件あります。坪単価10.6～42.1万円で取引が成立しており、平均坪単価は27.0万円となっています。このエリアは平和通全体の中では住宅街の要素が強いです。また、12丁目あたりから準工業地域に位置してくるため、工場なども多くあります。

工場を建てられるほどであるため、準工業地域では3,000㎡を超える大規模な店舗や事務所を建てることも可能です。他の用途地域に比べて、建物の規制が緩いことから、建てることができる住宅の種類も多いと言えます。特に新築を建てられたいと考えている方からすると、非常に魅力的である点だと言えます。

まとめ

今回のコラムで、白石区平和通のおおよその相場について、ご存知いただけたのではないでしょうか。本来であれば、エリアごとに立地条件も異なるため、土地の特性や価格など一括りにはできません。ご自分の所有されている物件の価格をお知りになりたい方は、下記リンクから査定依頼を行ってみてください。弊社は「仲介手数料20%OFF」など魅力的な特典が満載です。

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最後までお読みいただきありがとうございました。