2023/04/08
不動産訪問査定のメリット・デメリット
前回は「不動産簡易査定のメリット・デメリット」についてお話しさせて頂きました。こちらを参照して頂けるとより分かりやすく、問題解決に繋がるかと思います。
勿論ニーズに合った簡易査定、訪問査定の選択ができるため皆様の知りたい情報を取得が可能となっております。
今回は不動産売却の「訪問査定」についてお伝えさせて頂きます。
訪問査定とは
訪問査定とは文字通りお客様とご都合のいい日程を決めご自宅に訪問し、より細かく正確な査定をして頂けます。
物件の使用状況や、土地の形状、周辺環境などデータや話だけでは確かめる事が出来ない部分を確認し、正確な査定額を出す事を目的です。
依頼物件の査定に使用した書類一式を持っていき、ご自宅の状況を合わせてヒアリングいたします。活字だけでは理解が難しい部分などもかみ砕いてご説明いたしますので依頼者もより深い理解と知識を得られます。
机上査定とは違いご自宅の現状を直に確認えお取れるため購入者へセールスポイントに繋がる事も同時に探し依頼者様へは売却方法をプロ目線からアドバイスして頂けます。
査定実施時の確認事項
・建物状況・・・・ 日当たり、水廻り、修繕状況、増改築、建物の傾きの確認
・土地状況・・・・ 傾き、形状、駅からの動線の確認
・越境物 ・・・・ 庭木、庭石、埋設管の確認
・設備状況・・・・ 電気、水道、ガス、ボイラー機器の確認
・商業施設・・・・ 近隣住環境(スーパー、銀行など)の確認
机上査定では確認できない部分が多くあるため、査定時にプラス要因、マイナス要因も加味するので机上査定よりも正確な査定額をお伝えできるのが「訪問査定」です。
なので年内中など本格的に売却を検討されている方は確実に訪問査定をお勧めいたします。
費用はかかる?
査定の依頼者は基本的に無料です。
査定サイトにも記載はありますが無料査定がほとんどです。売却の為に行動するとなると「敷地調査」「ハウスクリーニング」と言った費用がかかる事はございますが査定の段階では無料です。
登記簿謄本、公図etc…など査定に関しての書類も取得費用がかかります。ですが不動産会社で用意していきますので査定費用は無料で依頼できます。
依頼者の注意点
価格
「簡易査定のメリット・デメリット」でもお伝えしましたが不動産会社からの相場から外れた売却価格を鵜呑みにすることです。一度大きな金額を聞くと「我が家にそこまでの価値を見出してくれた」と喜ばれる方は正直多いです。売却出来る根拠もない価格設定のため長期戦になる事も視野に入れて下さい。
査定金額というのは自由に設定できます。あくまでも相場観は確認しておくべきです。
依頼社数を抑える
皆様やりがちなのがネットに出てきたすべての会社に依頼する事です。ネット上ではクリック一つですが結果的にご自身の負担になります。多数に依頼すると日程の確保や情報の整理が大変になります。色々な情報を手にすると結果的に何が良いのか悪い事なのか分からなくなり行き詰ると言った声も多いです。一社だけの話を聞くのもよくないと言われますが逆も然りです!お呼びになる会社も精査した方が話の理解度も上がります。
担当者の対応
売却まで共にするのが営業担当です。その担当者が良い事しか言わない、売主様の意見に耳を傾けてくれるか、コミュニケーションは取れているかは非常に重要確認事項です。
訪問査定のメリット・デメリット
訪問査定メリット
・制度の高い査定が可能
・近隣取引状況の説明が直接聞ける
・売却の流れを理解できる
・担当営業の対応を見極める事が出来る
・物件のセールスポイントを見つけてもらえる
訪問査定デメリット
・査定額が出るまで時間を要す
・スケジュール調整が必要
・対面の必要がある
・査定社数が多いと情報量が多くなる
まとめ
訪問査定を簡単にお伝えさせて頂きました。
人生の中で不動産売買は1.2度しかない人が大多数なので聞いた事の無い専門用語がたくさん出てきます。
不動産という大きなお金が動くのでしっかりと事前に情報を集め、訪問査定時にわからない部分を確認することをお勧めいたします。
お声が多いのは「住宅ローンがまだ残っている」「所有者が亡くなって手続きが分らない」「不要なる家財道具がたくさんある」と言った売却以外の悩みがある方も多くいらっしゃいます。売却にに関することはお気軽にお申し付け頂ければ最善のご案内をさせて頂きますのでご安心頂ければと思います。不動産売却の知恵にて不動産売却に関するコラムを多数掲載しておりますのでご確認ください。
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