TIPS不動産売却の知恵

不動産売却全般

2021/09/17

東京オリンピック後、日本経済はどうなる?不動産価格への影響を考える!

東京オリンピック・パラリンピックが終了しましたね。コロナ禍という事で思うところは多々ありますが、金メダルを何個獲ったなど、それなりに盛り上がりましたね。新たな競技で皆さんに認知してもらったスポーツも有り、アスリートに勇気を貰った人も多かったです。
オリンピック後に日本経済が悪くなり、「不動産価格が下落する説」と一部では騒がれています。今回は、オリンピックによる売却相場への影響について調べましたので、ご参考ください。

 

オリンピックが経済に直撃?

「2021年東京オリンピック、パラリンピック後の経済状況はどうなるの?」という話をよく耳にします。オリンピック後に経済が良い方向に進んだ国は少ない印象ってありますよね?しかも今回のオリンピックは未だどこの国も経験したことが無い「コロナ禍」での開催というのも大きく問題に直結しています。どんな状況なのかは皆様も気になるかと思います。
オリンピック景気と呼ばれた1964年に開催された東京オリンピック時は日本は経済成長を遂げています。新規雇用も増えGDPも昨年の1.3倍にも増え良いオリンピックになりました。

しかし1965年の不況を迎え日本経済も後退していきます。
オリンピックの関係ではなく不況というのは50年に一度は定期的に起きていることです。
2021年、東京オリンピック・パラリンピックは無観客での開催だったためチケット収入や観客の飲食や宿泊などの消費もかなりダメージを受けております。外国からの観光客受入れ中止となり既に1,500億円の損失があり、諸々の合計では1兆円の損失が出ているようです。

ただ、コロナによる緊急事態宣言の方が経済損失は大きく問題になっております。

 

オリンピックが不動産価格に与えるいい影響

宿泊施設の需要・再開発やインフラ整備・観光客の増加・経済全体の好景気があります。基本的にはオリンピックが開催されることによって人・物・お金が集まります。不動産の価格は需要と供給で決まる為ほしい人が多くなればその価値も高くなります。

 

オリンピック後、不動産価格に現れる悪影響

海外投資家が一斉に日本の不動産を売却する可能性・オリンピック後の人口減少、高齢化があるかと思います。海外投資家がオリンピックが日本経済のピークだと予想した場合、不動産売却が行われる可能性がある。人口減少は日本の大きなテーマですがオリンピック後ではなく長期的にみると日本の人口は減少していくと予想されており不動産価格に影響を及ぼします。

 

オリンピック開催国、その後の不動産価格

今までオリンピックを行った国の不動産状況を見たところ、1996年アトランタオリンピック、2000年シドニーオリンピック、2004アテネオリンピック、2012ロンドンオリンピックの4大会では住宅価格の下落は見られませんでした。

建築投資の変化に注目すると、2004年のアテネオリンピックは、開催が決定したら増加しており、終了後には減少しました。一方、2008年に行われた北京オリンピックは開催決定後だけではなく、終了後も投資額の上昇が見られました。

そして、2012年ロンドンオリンピックでは、開催決定後はリーマンショックによる影響で投資額は減少しましたが、終了後には見事に上昇していたのです。また、1964年に開催された東京オリンピックにおいては、開催が決定してから地価が大きく値上がりしたという背景があります。

今回のオリンピックによる価格減少も少ないかと思っております。むしろオリンピック後にダメージを受けるのは首都の東京の不動産以外は変化は少ないと思います。
オリンピックというよりも遥かにダメージを与え続けているのは「コロナ」です。ネット上でマンション、戸建てなどの売却物件は減少しております。今後も結局はコロナ次第という事でしょう。

まとめ

今回はオリンピック後の不動産はどうなるのかを簡単にまとめました。スポーツで世界と繋がる為の祭典が今の時代は経済がここまでも関係してくる催しですね。

以前から不動産価格の心配していた方もいらっしゃるかと思いますが、本当の問題は「コロナウイルス」です。今後も続くであろう問題です。誰にも未来が読める事が不可能な問題です。
札幌市の不動産価格が下落していることもないのが現状です。
最後までご高覧頂きましてありがとうございました。

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