2023/02/16
あなたの戸建はいくらで売れる?査定価格算出の考え方を知る
ハウスドゥ!大谷地店の中塚です。
皆様は、このような疑問を持ったことはないでしょうか。
「不動産会社って戸建の査定額を出すとき、どうやって価格算出をしているの?」
ほとんどの方が戸建の価格算出の考え方や根拠について、疑問を持たれていると思います。
今回、そのような疑問を解消する「戸建の価格算出の考え方」について、現在、戸建住宅にお住まいの方、戸建の売却を検討されている方、今後のために不動産の知識を知りたい方等に向け、ご紹介させていただきたいと思います。
戸建の査定価格の算出とは
査定価格の算出は、お客様に所有する戸建の価値となる 「査定額」を提示するために行います。査定額については、成約までの目安期間を踏まえて、4つの査定価格で売却の提案を行っています。
チャレンジ価格
市場価格の120%で査定額を算出します。
成約までの目安を約6ヶ月以上の期間で考えます。
売却を急いでない方や希望価格で出したい方、ローン残が市場価格より多い方にオススメのプランとなります。
スタンダード価格
市場価格と同等の査定額を算出します。
成約までの目安を約3ヵ月程度の期間で考えます。
ローン残が市場価格より少なく、適正な価格で確実に売却をされたい方にオススメのプランとなります。
スピード価格
市場価格の90%で査定額を算出します。
成約までの目安を約1か月程度の期間で考えます。
住み替えをされる方や早めに現金化されたい方にオススメのプランとなります。
買取価格
市場価格の70%で査定額を算出します。
不動産会社がお客様から物件を買い取るため、即現金化することができます。
手間をかけずにすぐ売却されたい方や周りに知られたくない方にオススメのプランとなります。
通常、不動産会社がお客様から査定の依頼をいただく場合、スタンダード価格で査定額を算出します。そこから売却を検討されている物件の室内状況の確認や売却の流れやサービスなどの説明を行った上、正式な査定額を決定します。
この査定額を誤ってしまうと、戸建の販売活動が最後まで上手くいかなくなってしまいます。査定額を高く設定しすぎると反響数が少なくなってしまい、買い手が現れず成約までの期間が延びてしまい、売れ残り物件という印象を与えてしまいます。
反対に、査定額を低く設定しすぎると購入時価格より大幅に下回った金額となってしまうため、売主様が売り損をするといったケースが考えられます。
売却に成功して初めて正解の査定額となるため、戸建の価格算出の考え方が非常に重要となるのです。
戸建はいくらで売れる?
戸建には、木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造…など、造りが様々にあります。
その造りによって、戸建には「耐用年数」というものが定められています。
耐用年数とは、固定資産の使用できる期間として、法的に定められた年数のことです。国が「資産価値がどれくらいの期間でなくなるのか」を定めた期間となります。つまり、耐用年数を過ぎてしまうと、自身で持たれているお家を資産として売却することができず、使用している土地のみでしか売却ができなくなってしまうのです。
耐用年数の詳細については、ハウスドゥ!電車通り店スタッフの白井が下記コラムで説明しておりますので、こちらをご覧ください。
『戸建やマンションの築年数の考え方~古くても価値がある建物とは』
戸建の売却を考えられている方は、この造りと耐用年数を確認することで、自身で持たれているお家が土地と合わせて売却できるのかどうかがわかります。
戸建を査定する場合、土地と建物のそれぞれで査定額を算出します。そして、それぞれで算出した査定額を合算し、市場や近隣の成約事例をもとに正確な査定額を提示します。
当たり前の話にはなってしまうのですが、建物と土地それぞれに値段がつくため、土地売りよりも査定額が高くなります。
また、今不動産の動きが非常に良くなってきていることもあり、戸建が非常に高値で取引されているため、金額が高値でつく可能性が高いです。
まとめ
今回このコラムを通して、戸建の査定価格を算出する際の考え方について、ご存知いただけたのではないでしょうか。
自分の住んでいるお家がいくらで売れるのかを知りたい方は、一度不動産会社に相談し査定を行い、『確実に売却できる査定額』『売却を行う流れ』など、事前にシミュレーションを事前に行うことが重要となります。
戸建の価格算出をはじめ、不動産に関するお悩みやご相談がある方は、お気軽に弊社までお問い合わせくださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。