2022/12/09
不動産売却に必要な書類とは
不動産の売買契約においては、円滑な手続きが望まれます。不動産売却を思い立ったら、売却準備とともに、必要書類の準備を効率よく進めることが重要です。
いざ売却、となったときに必要書類を探したり、取り寄せたりと、慌てないためにも、早いうちから売却に必要な書類を揃えておきましょう。
書類の不備がないよう事前準備
不動産売却の際、物件の詳細事項、権利関係、税金関係、告知事項などの必要書類は、買主に物件の情報を正確に伝えるために大切な役割を持っています。特に登記関係のものは非常に重要ですので、日頃からまとめて保管しておきましょう。
売却時に必要な書類は、土地、戸建てやマンションなど、物件種別によって異なるものもありますが、ほぼ共通しています。
不動産会社に売却を依頼するときに準備する書類について
登記簿謄本、もしくは、登記事項証明書
登記簿謄本は登記簿の写しのことで、不動産の登記事項が詳細に記載された内容を証明するものです。登記事項証明書は、登記事務をコンピュータ処理している登記所から発行されるもの。法務局で申請して取得します。
売買契約書
物件を購入するときに、以前の持ち主とのあいだで交わしたものです。契約日、引き渡し日、売買代金、手付金の金額、物件の状況や付帯する特約についての記載があります。
物件を購入したときの重要事項説明書
物件の内容、取引条件、告知事項など、売買契約に必要な情報が記載されています。
登記済権利書、もしくは、登記識別情報
登記名義人がその物件の真の所有者であることを証明するものです。法務局が登記名義人に対して交付します。
土地測量図・境界確認書
一戸建てや土地の売買に必要な書類です。土地の面積や境界線の位置などが記載されています。
固定資産税納税通知書、および、固定資産税評価証明書
固定資産税の確認や、移転登記の際の登録免許税の算出に必要。固定資産税は1月1日時点での所有者に課税されます。
物件の図面、設備の仕様書
間取りや設備の状況を確認が可能です。
建築確認済証、および、検査済証
一戸建ての売買の際に必要となり、その物件が、建築基準法で定められた基準で建築されたものであるかを証明するものです。また、現地で実施された検査に適合した物件であることの証明にもなります。
建築設計図書、工事記録書
物件がどのように設計されているか、また、どのような工事が行われたかを確認することができます。
マンションの管理規約、使用細則、維持費関連書類
マンションの売却に必要な書類です。管理規約や、ペットの飼育の可否、生活する上で必要な情報を得ることができます。また、管理費、修繕積立金など、買主が入居後に負担する費用の確認にもなります。
耐震診断報告書、アスベスト使用調査報告書
新耐震基準が導入される前の中古物件を売買する際、耐震診断を受けている場合は報告書を提示します。アスベストに関する調査を受けている場合も同様に提示しましょう。
不動産売却を決意したらすぐにでも必要書類を集める準備に取りかかりたいもの。
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