2021/03/15
【2021年度札幌版】失敗しないリフォーム業者の選び方
リフォームは今年やるべき?
2021年は昨年冬からの大雪による雪害などが多数発生し、札幌市近郊の市街地でも多くの雪による住宅の損傷等を目撃しました。札幌市内においでも寒い日が続き水道凍結の報告が多くなされていました。
そんな中、お家で過ごすことが多くなったことから、住宅の住み替え(買換え)に伴うリフォームや、現在の住居を過ごしやすくするリフォームを検討されている方が多くいらっしゃいます。
住宅の購入に比べると少額ですが、リフォームの規模によってはとても大きな出費になります。そんなリフォームにも行うべき時期があることをご存じでしょうか?
特に今年は冒頭に申し上げました雪害による修繕、おうち時間増加に伴いリフォーム件数増加、オリンピック特需による資材の高騰などから、リフォーム代金が特に高くなっています。
各リフォームを行う業者さんも忙しく仕事を選べるような時期です。逆に簡単に請け負ってくれる業者さんは、実際にリフォームしてみると納得のいかない仕上がりになるような業者かもしれません…。
大きな出費になるリフォーム失敗したくはないと思います。ではどのようにリフォーム業者を選べばいいのか?
リフォーム会社の選び方
リフォーム会社と一括りにしていますが、いろいろな業種があります。例えばコンセントを増やすのには電気工事屋さん、キッチンを外すのは大工さん、キッチンを取り付けるのは設備屋さん等業種は様々です。大規模なリフォーム(住宅設備入れ替え+断熱材交換+外壁屋根交換等)を行う場合は、ご自身で全ての業者さんを手配、調整するのはかなり難しいというか、たぶん無理だと思います。
そこで活躍するのがリフォーム専門業者や、ハウスメーカー、工務店などです。大手ハウスメーカーなどでもリフォーム専門部署があったり、リフォーム専門業者で有名な『新築そっくりさん(価格も新築そっくりさん)』等があります。また、地元に根付いた営業を行う工務店さん等もあります。この中からご自身のリフォームプランに合った業者さん選びを行いましょう。
リフォーム専門業者を選ぶ場合
・リフォームしたいけどどうすればいいか全くわからない。
・おしゃれな家にグレードアップするイメージだが、具体的な案がない。
・パッケージプランなどから選んで簡単に決めたい。
リフォーム専門業者の場合リフォーム提案に特化している場合が多いので、上記のような方にはおススメです。
ハウスメーカーを選ぶ場合
・建物の構造に係る部分をリフォームする(間取り変更等)。
・業者探すのが面倒なので、新築施工した業者にしたい。
ハウスメーカーを選ぶ場合は、戸建てに限られてしまいますが、特にメリットはないと考えています。新築時の施工をしている業者なので、物件の構造等を把握している為、構造を変えるリフォームをする場合には適していると思います。しかし、大手の場合新築とリフォームの部署が全くの別会社だったりするので、新築時に満足のいく対応をされていても、リフォームの時には当時の担当者も関わらずに進んでいきます。
工務店を選ぶ場合
・リフォームしたい場所が明確に決まっている。
・リフォーム時に取り付けたい物(キッチンのメーカー、種類等)が決まっている。
・出来るだけ安く済ませたい。
工務店を選ぶ場合は、どの工務店にするかが重要になってきます、適当な仕事をする工務店は少なくはなってきていますが、現在も多くあります、トラブルも多くあります。
逆にいい工務店を見つけれれば金額もハウスメーカーと比べると安いことが多いですが、提案に関しては工務店の方も勉強しているが、一社当たりの施工件数が大手に比べると少ないため、提案力は劣ってしまいます。
その他にも様々な要因をもってリフォーム業者選びを行って頂きたいです。
リフォーム業者が決まりましたら具体的な打ち合わせなどを進めます。予算等もあるので、全てを行えない場合もあるでしょう。そんな時はどのリフォームを優先するべきか…?
リフォームの優先順位
リフォームの打合せを始めてみると、想定していた予算では全く足りなかったという方がよくいらっしゃいます。
ホームセンターでキッチン15万円で売ってるしちょっとグレードアップして有名メーカーのキッチンを付けようと考えるとそれだけで物によっては100万円を簡単に超えます。標準グレードの物でも脱着費用等考えても最低40万円は覚悟しておいたほうがいいでしょう。
「だったらホームセンターのキッチンでいい」となる方もいらっしゃいますが、『お値段それなり』のキッチンです。良く新築住宅で使われているようなメーカーの物と比べてしまうと違いがはっきりわかります。現在新築でホームセンター等のメーカーのキッチンを採用している会社がほとんどないのが一番の証拠です。
大規模なリフォームを行う場合は断熱に関するリフォームを最優先で考えて頂きたいです。何故断熱リフォームを優先したほうがいいのかというと、その後の快適な暮らし&ランニングコストに直接影響が出るからです。
断熱材を新しくすることにより、当然家の断熱性能が上がります。リフォーム前には結露がひどかった窓際や収納スペースも改善され、カビが発生しにくくなり、お掃除も楽になります。何より断熱性能を上げると夏涼しく、冬温かい家となり、冷暖房費軽減が見込めます。もちろんお風呂が壊れた場合や、キッチンコンロが故障した場合は、そちらを最優先でリフォームしましょう。
まとめ
住宅のリフォームには大きな金額がかかり、自分の行いたいリフォームに合った業者選定、リフォームプランを計画することが大事です。工事が始まってしまえばやることはないので、計画段階で時間を有効につかい、快適なリフォームを行えるように願っております。
弊社のグループ会社『株式会社北王』は、リフォーム・リノベーションサービスを提供しています。ぜひ、リノベーション部門であるRELIFE*(リライフ)のホームページをご覧ください。
最後までご覧頂きありがとうございます。感謝します。