TIPS不動産売却の知恵

不動産売却全般

2023/01/21

マンション、一戸建ての売却には、オープンハウスを行った方が売れやすいの?

前回の私の記事では
損をしない不動産の売却方法【第3回目】完結→リフォーム販売に注意。原点を見つめなおしてみた。損をしない不動産売却の方法
ということで3作に分けて損をしないシリーズをお送りしてきました。
今回はその中でも用語として出ておりましたマンション、一戸建て売却のための「オープンハウス」について深堀していきたいと思います。

オープンハウスとは

そもそもオープンハウスとは何か?
開いてる家?・・・

まあその通りです。

オープンハウスとは中古住宅を販売する際に不動産会社の営業マンが主に土日に現地待機し、お客様を呼び込み、現地案内をするイベントを言います。
時間は会社によってもバラバラですが、比較的9:00~17:00というところが多いです。

来場のきっかけは様々で…
ご近所の方が「旗を見て来てみた。」だったり
同じ市内の方が「新聞折込、ネットの広告を見て立ち寄ってみた。」だったり
同じマンション内の方が「掲示板の貼り紙を見て、リフォームの参考にしたいので見に来た。」
など興味本位の方もいらっしゃれば、中古住宅の勉強という目的で来られる方もいらっしゃいます。

オープンハウス開催のメリット

お客様によっては
「問い合わせをして営業マンに現地まで来てもらうのは気が引ける。」
「案内してもらったら営業かけられて買わされそう。」
と考える方もいらっしゃいます。

そんな方には自分の見たい時間に、気軽に、フラっと立ち寄れるということからオープンハウスが効果的だったりします。

以前、1ヶ月ほど販売活動を行いましたが、問い合わせも閲覧数も伸びていなかった清田区の一戸建てがございました。
その当時は住み替え先が決まっていなく居住中ということもあり、オープンハウスは開催できませんでしたが、すぐ住み替え先が見つかり転居。
内装写真もバッチリ撮影し、いざオープンハウス!
土日で12組、買付3件という奇跡的なイベントがございました。

その来場者様に話を聞いてみると
「以前から情報は知っており気になってはいた。」
「内装写真がなかったのでイメージが湧かなかった。」
という反応。

この物件、数年前にリフォームをしており、住み方も綺麗なことからとても清潔感があり印象が良かったのです。
今回の成功事例としては内装写真アップと同時に即オープンハウスを開催したことで、今までこの物件に興味はあったけど問い合わせを躊躇していたという方々のフットワークを軽くできたところにあると思っております。

オープンハウスとは、このように問い合わせが少なかった物件でも見に来てもらえる確率が上がり、そこで接点を持つことでその物件の魅力を説明付きで最大限にお伝えできる。
結果、成約確率が高まるイベントと言えます。

開催が出来ない場合はあるのか

・当然ですが土地
→テント張ってまでは厳しいです。

・居住中の物件
→5時間程度売主様宅で待機となるのでお互いに気を遣う為、開催しないケースが多いです。

・築年数が30年以上経過した一戸建て
→土地としての問い合わせが多くなるので一戸建てとしてのオープンハウスはしないケースが多いです。

・分譲マンションで管理組合から許可が得られなかった場合
→売主様、弊社共にやりたい!となったとしても、そこの分譲マンションで開催を認めていないケースがございます。
コンシェルジュがいるような高級マンション、タワーマンションと言われるようなハイグレードマンションでは認められなかったケースが過去にも数件ございました。

まとめ

今回はオープンハウスをテーマにお話させて頂きました。
弊社ではネット、新聞折込を行い、毎週案件があれば実施致しております。
開催希望の方はお申し付け下さい。
最後までご高覧頂きまして有難うございました。

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